たて続けに、月にまつわる事をもうひとつ。
先日頂いた、おせんべいに
与謝蕪村の俳句が一句。
『 きのふ花 翌をもみぢや けふの月 』
なんとなく気になったので、調べてみました
調べてみると解釈する人各々で
意味合いが少しずつ違うのですが・・・
@昨日〜明日は、今日あるからであって
今の夜空を照らす月の存在を実感するからこそ感動的なのだ。
月を思い見入ることで、
散った花も山を照らす紅葉の美的感覚も得られる。
そうした心の余裕もたまにはあってよいのではなかろうか・・・・
ふ〜ん、なるほど
A「きのふ花」では、「花の時期もあった」と過去をふり返えり
「明日をもみじ」では、
「やがて紅葉の時期がやってくる」と未来を見すえています。
過去を想う心は永遠の過去へと伸び、
未来を想う心は悠久の未来へと伸びています。
無窮の時間の流れにあってキラリと輝いた現在には、
過去も未来も含まれています。
蕪村のように「今日の月」を
しっかり眺める姿勢を持ちたいものです。
またこれも、なかなか
今を感じ、しっかり生きないといけないようです
明日の満月を眺める『心の余裕』
大事なんですね〜
皆さんも忙しく暮らす日々に
月など見る余裕がない事もあるかもしれませんが
明日はひとつ、
満月・スーパームーンでも眺めて
一呼吸してみて下さい
心の余裕で
安全、安心の ツーリングを
2016年11月13日 16:22 | 記事URL
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