今日は女の子の節句、ひな祭りですね
ひな祭りには色々な意味があるようで・・・
@ 雛まつりのルーツは上巳の節句。上巳(じょうし/じょうみ)とは3月上旬の巳の日という意味で、昔から季節や物事の節目には災いをもたらす邪気が入りやすいと考えられていたため、川の水に心身の穢れ(けがれ)を流して厄を祓う行事や、杯を水に流して宴を催す曲水の宴などが行われていました。つまり、季節の節目の邪気祓い行事として、老若男女を問わず皆の幸福を願う行事だったようです。
A 3月3日は桃の季節でもありますが、それだけで「桃の節句」になったわけではないようで、桃には邪気を祓う力があるとされ様々な神事に取り入れられていたので、邪気祓いをする上巳の節句が桃の節句になったのです。 昔から邪気の象徴は鬼とされており(だから節分には鬼を祓います)、邪気を祓う力のある桃には鬼を退治する力もあると考えられてきました(節分に桃を使って邪気祓いをする神事も多数みられます)。この思想がベースとなり、桃から生まれた桃太郎が鬼退治をする民話が誕生しました。 そして桃は不老長寿の植物とされ、百歳(ももとせ)まで長生きできるよう、桃の節句には桃花酒を飲む風習もありました。
それからよく言われるのが、 「お雛さまを早く片付けないと嫁に行き遅れますよ」 という言葉 これにも意味があって
@ 雛人形にその子の厄や災いを移すという考えから、いつまでも身近におかず、早く片付けて災いを遠ざけたほうが良いと考えられたのです。(厄払い説)
A お雛様は、いざ片付けるとなると面倒ですね。しかし、片付けも満足にできないようではきちんとした女性になれず、いいお嫁さんにもなれません。そこで、「お雛さまを早くしまわないと嫁に行き遅れますよ」と言ってしつけました。(しつけ説)
などなど・・・お雛様ひとつとっても色んな意味合いがありますね 何より娘の幸せを願う親心でしょうか
我が家でも、今年もお雛様がたくさん飾られています
一番上が15年前の長女のお雛様。 二番目のが12年前の次女のお雛様。 三番目のは母の手作りのつるし雛。 手前に置いてあるお道具は私の物。 他にもいくつか買い揃え、飾っています。 (もちろん私自身の物も)
いつ見ても、やっぱりお雛様はいいですね 今夜はちらし寿司でひな祭りかなぁ〜
2011年03月03日 15:13 | 記事URL
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